現役ドラフトから半分が戦力外に 新天地わずか1年で岐路…掴めなかったチャンス

戦力外通告を受けた楽天・正隨優弥、日本ハム・松岡洸希、ソフトバンク・古川侑利(左から)【写真:荒川祐史、福谷佑介】
戦力外通告を受けた楽天・正隨優弥、日本ハム・松岡洸希、ソフトバンク・古川侑利(左から)【写真:荒川祐史、福谷佑介】

日本ハムの松岡は1軍登板なし、2軍でも23登板で防御率4.81だった

 日本ハムは29日、松岡洸希投手ら4選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。松岡は昨オフ初めて開催された現役ドラフトで加入。しかし新天地での1軍登板はなく、2軍でも23登板で防御率4.81と結果を残すことができず、わずか1年での戦力外となった。

 現役ドラフトで移籍した選手では、すでにヤクルトの成田翔投手、DeNAの笠原祥太郎投手、オリックスの渡邉大樹外野手、ソフトバンクの古川侑利投手、楽天の正隨優弥外野手が戦力外になっている。

 12勝を挙げてリーグ優勝に貢献した阪神の大竹耕太郎投手、キャリアハイ24本塁打を放った中日の細川成也外野手が移籍先で“覚醒”を遂げ、チームの中心選手に成長した一方で、6人が戦力外となった。

 出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化するために設けられた現役ドラフト。チャンスをつかむのは容易なことではないが、わずか1年で移籍選手の半分が戦力外という厳しい現実となった。

(Full-Count編集部)

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