元燕バレンティン、メキシコで豪快アーチ 39歳でもパワー健在…引退一転、異国で活躍中

ヤクルトなどで活躍したウラディミール・バレンティン(写真は第5回WBCオランダ代表時代)【写真:Getty Images】
ヤクルトなどで活躍したウラディミール・バレンティン(写真は第5回WBCオランダ代表時代)【写真:Getty Images】

2013年にシーズン最多60発を放つなど3度の本塁打王に輝いた

 ヤクルトとソフトバンクでプレーしたウラディミール・バレンティン外野手が28日(日本時間29日)、メキシコのウインターリーグで初ホームランを放った。39歳にして、同リーグでは11試合で打率.273(33打数9安打)、3打点、OPS.897と上々のスタートを見せている。

 カニェロス・デ・ロス・モチスで背番号「0」をつけるバレンティンは、1-1の3回、日本時代と変わらないフォームで相手右腕の内角寄りの球を捉えると、打球は長い滞空時間を経て左翼席に着弾した。打った瞬間にバットを投げ出す完璧な一発だった。

 2011年にヤクルトに入団し、2013年にはシーズン最多記録となる60本塁打をマーク。3度の本塁打王に輝き、NPB通算301発を誇る。一度は、今年3月のWBCで現役を引退する意向を示していたが、39歳になった今なお豪快なアーチを描いている。

【実際の映像】変わらぬフォームで豪快弾 39歳バレンティンが放ったWL初アーチ

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