大谷翔平のMVPに再び“異論” 人気司会者が持論「シーガーであるべき」ファンも賛否
シーガーはワールドシリーズでMVPに輝いた
レンジャーズが球団創設63年目で初めて制したワールドシリーズ。MVPにコーリー・シーガー内野手が輝いたが、レギュラーシーズンでも“待望論”が上がっている。米識者が「今年はシーガーであるべき」などと自身のSNSに投稿した。今季のMVPは本塁打王に輝いたエンゼルス大谷翔平投手が有力視されており、ファンからは賛否両方の声が上がっている。
ロサンゼルス地元メディア「The Beast 980」で司会を務めていたウェス・クレメンツ氏が自身のX(旧ツイッター)で持論を展開。「彼(大谷)は万能な二刀流選手なわけではない。史上最高の投手にも、史上最高の打者にもほど遠い。偉大なる才能を持っている、それはそうだ。6シーズンで通算打率.274、ホームラン171本で、投手としては86先発で通算38勝」と説明し、「15勝をあげて34本塁打を放ち、あと少しで100打点に届いた昨季はMVPに選出されるべきだと思った。今年はシーガーであるべきだと思う、私見に過ぎないが」と綴った。
シーガーは今季、打率.327(リーグ2位)、33本塁打(同5位)、OPS1.013(同2位)をマークした。大谷は44本塁打でタイトルを獲得し、OPS1.066はトップ。投手として10勝を挙げた。クレメンツの氏の投稿にファンからは賛否両論相次いだ。
“大谷派”は「これまでで最も万能な選手だ」「オオタニにはまったく及ばない」「彼の今季はMLB史上屈指の圧倒的なシーズンだ」「スピード、パワー、ピッチング…間違いなく万能だ」といった意見。“シーガー派”は「シーガーに投票すべき」「シーガーはチームを最後まで引っ張ったので、彼が本物のMVPだ」「個人的にはシーガー」といったコメントが寄せられた。
クレメンツ氏は9月にもSNSに「オオタニが今年のMVPだと到底思えない。コーリー・シーガー一択だ」と綴っていた。果たして結果はどうなるだろうか。
(Full-Count編集部)