韓国で無双しスターに変貌…メジャーで失敗した元ドラ1、価値急上昇で期待される“第2幕”

ナショナルズ時代のエリック・フェッディ【写真:Getty Images】
ナショナルズ時代のエリック・フェッディ【写真:Getty Images】

NCダイノスのフェッディは180回1/3を投げて防御率2.00だった

 今季のメジャーリーグはレンジャーズの世界一で幕を閉じた。オフシーズンが始まり、エンゼルスの大谷翔平投手の去就が注目を集めているが、MLB公式のジョン・モロシ氏は「近いうちにMLBで見られるかもしれないKBOとNPBのスターたち」を特集。NCダイノスのエリック・フェッディ投手の名前が上がった。

 2月に31歳になる右腕は、今季NCダイノスで29試合に登板して20勝6敗、防御率2.06、204奪三振で3冠を達成。シーズン20勝と200奪三振を同時に達成するのは、外国人投手としては史上初の快挙だ。記事は「彼は、2022年シーズン後にナショナルズを去ってから磨きをかけたスイーパーのおかげで、1イニングあたり1人以上の打者から三振を奪った」と評価した。

「メリル・ケリーがKBOで成長しMLBに復帰したことが重要な要因となった」と、今季リーグ優勝を果たしたダイヤモンドバックの右腕を例に挙げ「フェッディもケリーと同じようにKBOからMLBへの移籍を成功させ、ローテーションの一角に定着することができると信じている人が球界では少なくない」と説明した。

 2014年に米ドラフト1巡目(全体18位)でナショナルズに入団したが、2022年までメジャー6シーズンで計102試合に登板し21勝33敗、防御率5.41と結果を残せなかった。フェッディのメジャー復帰はあるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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