“ロサリオ誤算”で獲得…代役助っ人が37歳で躍動 阪神退団から4年、衰えぬ打率.360
2018年に阪神が獲得…1年半プレーしたナバーロ
元阪神のエフレン・ナバーロ外野手が、ウインターリーグで絶好調だ。メキシコのオブレゴンに所属し、4日(日本時間5日)のマサトラン戦では、本塁打を含む4打数2安打3打点をマーク。バットを寝かせた特徴的なフォームは健在で、今季は19試合で打率.360を記録している。
ナバーロは2018年6月に阪神に入団。開幕から新助っ人のウィリン・ロサリオ内野手が苦しんだこともあり、同年マイナーで打率.310をマークしていた外野手に白羽の矢が立った。来日1年目は66試合に出場し打率.276、3本塁打、25打点だった。
翌年は開幕スタメンに名を連ねるも、新加入のジェフリー・マルテ内野手の存在もあって出場機会を減らし、15試合で打率.209、0本塁打2打点に終わった。退団後は、主にメキシコでプレー。プレミア12や東京五輪にはメキシコ代表として出場している。
2021年はメキシカンリーグのティフアナに所属し、44試合に出場して打率.345。2022年は77試合で打率.300、10本塁打を記録した。37歳となる今季はメキシカンリーグ、モンクローバで打率.220、4本塁打31打点だった。少し成績を落としたものの、ウインターリーグでは今季ここまでで19試合で打率.360、1本塁打12打点、OPS.922と好成績を残している。オブレゴンにはDeNAから関根大気外野手ら3選手が派遣されており、大田泰示外野手とクリーンアップを組むなど、“同僚”としてプレー中だ。