西武・高橋光成が来季残留…メジャーは一時封印　渡辺GM「優勝して送り出すのが一番」

球団事務所で代理人を交えて話し合い…来季優勝のための残留決断

　ポスティングシステム（入札制度）を利用してのメジャー移籍を目指していた西武・高橋光成投手が7日、来季も西武でプレーすることを明言。渡辺久信GMも「来季も西武でやる」と認めた。

　所沢市の球団施設で代理人を交えて球団側との話し合いを終えた高橋は「普通の話をしました。僕は来年もこのチームで優勝したいですし、そのために準備をしている」とスッキリとした表情を見せた。

　渡辺GMは高橋が残した3年連続2桁勝利の10勝、防御率2.21という成績を認めながらも「チームにとっていてくれないと困るということ。行かせてあげたい親心もあるけど、チームとしてはそうもいかない」とエースの存在の大きさを語った。

　来季以降の挑戦については現状は白紙。高橋自身もチーム事情を理解しているだけに、渡辺GMは「しっかり成績を残して、優勝してみんなが『行ってこい』という雰囲気で送り出してあげるのが一番いいと思う」と来季のさらなる活躍を期待した。

（湯浅大 / Dai Yuasa）