ヤンキースが山本由伸獲りか…MLB公式報じる 米記者が「有力候補」と語る根拠

オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】
オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

コール以外活躍できず「GMの歴史振り返ると問題に直面するときはいつも投手」

 オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸投手について、MLB公式サイトはヤンキースが獲得に乗り出す可能性を報じた。

 ヤンキースはルイス・セベリーノやフランキー・モンタスらがFAとなり、大型契約を結んでいるカルロス・ロドンも故障で本領発揮できず。エースのゲリット・コール以外は期待に沿う活躍ができなかったため「先発投手を明らかに必要としている」と言及。モンタスとの再契約を検討しているという報道がでているものの「より(格が)高いターゲットを念頭に置いているかもしれない」「その選択肢の可能性の1つが、ヤマモトだ。(米スポーツ局「ESPN」の)バスター・オルニー氏は、この日本人エース争奪戦の有力候補はヤンキースだと考えている」と伝えた。

 オルニー氏が掲載した記事では「ブライアン・キャッシュマンGM(が行ってきた仕事)の歴史を振り返ってみると、問題に直面するときはいつも投手を獲得している」と、投手補強を重視する可能性が高いことを指摘している。

「(プレーオフ進出を逃すなど)厳しい結果に終わった2008年の後、(オーナーの)ハル・スタインブレナーをうまく説得して、(2007年にサイ・ヤング賞を獲得した)CC・サバシアと記録的な契約を結ぶことになった。レッドソックスが世界一に輝いた2018年の後、ゲリット・コールに対しても同じことをした。ローテーションの後半が手薄になっていることもあり、ヤンキースはヤマモト獲得に動き出すと私は思っている」と根拠を説明した。

(Full-Count編集部)

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