筒香嘉智は「NPBには復帰しない」　代理人断言「キャンプ招待選手に自信持っている」

今季は渡米4年目で初めてメジャー出場なしに終わった

　ジョエル・ウルフ代理人が7日（日本時間8日）、米アリゾナ州スコッツデールで始まったGM会議で取材に応じ、筒香嘉智内野手について「NPBには復帰しない。ここ（米国）でプレーしていく。それは確かなことだ」と断言した。

　今季の筒香を「日本に帰国して、NPBのいくつかの球団でプレーする機会がたくさんあった。しかしここに残ることを選んだ。独立リーグでプレーすることになった。そこから、とにかく絶対にあきらめることはなかった。『メジャー傘下の球団に戻るために、何をしたらいいか』と彼は私に聞いた。（独立リーグで結果を出し）ジャイアンツが彼に素晴らしいチャンスを与えた。3Aに復帰し、（メジャーに）呼ばれる寸前のところだった」と振り返る。

　渡米5年目を迎える来季に向け「すぐにロースター（40人枠）外の契約を（MLBの）球団と結び、メジャーのキャンプ（スプリングトレーニング）に招待選手として参加することになると、私は非常に自信を持っている」と語った。現在は帰国中で「シーズンの最後の試合で死球を受け、指を骨折した」「（既にスイングを開始しているかどうかは）はっきりとはわからないが、すぐにそうすることになるだろう」と明かした。

　筒香は今年1月にレンジャーズとマイナー契約を結んで開幕を迎えたが、メジャー昇格ならず。6月に退団を決断し、7月は無所属で過ごした。8月1日（同2日）にアトランティックリーグのスタテンアイランド入りし、8月22日（同23日）にジャイアンツとマイナー契約を結んだ。マイナーでは2Aと3A合わせて68試合に出場し、打率.260、10本塁打、OPS.858だったが、4年目で初めてメジャーでの出場なしに終わった。

（Full-Count編集部）