大谷翔平獲得へ…“大逆転”狙う巨大資金 7割超がド軍予想も「NYにいるかも」
MLB公式がGM会議で大谷の移籍先予想を“現地調査”
今オフのフリーエージェント(FA)市場で最大の目玉となっている大谷翔平投手。エンゼルスと再契約か、新たなチームで挑戦をするのか、二刀流の決断に注目が集まる中、MLB公式が“現地調査”を実施。聞き取りを行った7割以上がドジャース移籍が有力だと話した。
今回の“リサーチ”は、米アリゾナ州スコッツデールで行われているGM会議で行われた。全30チームの幹部が集結している中で、リアルな声を聞くのに最適な場だと考えたといい、調査に協力した14人のうち10人が、大谷の移籍先としてドジャースになると答えたという。
ナ・リーグ球団のある幹部は「これまでドジャースがある男に心酔して、そう思わせる動きをした時は、必ずその男を手に入れてきた」と“大谷ドジャース説”の根拠を説明。「彼(大谷)の最終的な行先がそこでなければ私は驚く」と自らの予想に自信を持っていた。
莫大な資金力で今オフも巨大補強を狙うメッツの可能性も否定できない。ある球団の人物は、ドジャースの最大の脅威はメッツだと予想した。「スティーブ・コーエンオーナーには、どんな相手でも金額でしのぐ能力がある」と、やはり潤沢な資金は見逃せないと強調。「コーエンが朝に目覚めた時、彼(大谷)を欲しいと決めたら、彼は結果的にニューヨークにいることになるかもしれない」と、“どんでん返し”の可能性が否定できないとしている。
記事では、調査に協力した人物のほとんどが、契約は5億ドル(約755億円)を超えると話したといい、「彼の市場性(商品価値)は常軌を逸している。彼ほど世界的に有名な野球選手はいない」と語った球団幹部も。グラウンド以外でも興行面でチームに利益をもたらすことができる唯一の選手と評している。
とはいえ、現状ではどの球団が大谷を射止めるのかは不透明。あるア・リーグ幹部は大胆な予想をした。「これだけは分かる。誰かが彼と契約をするよ」。“史上最高の選手”の新契約締結を、全米中が固唾を飲んで見守っている。
(Full-Count編集部)