戦力外は7選手のみ、西川&助っ人の動向次第 支配下枠は最多68…広島の戦力整理

広島・新井貴浩監督【写真:荒川祐史】
広島・新井貴浩監督【写真:荒川祐史】

支配下枠は12球団最多68、残り2とパンパンだが西川と助っ人の動向次第か

 ドラフト会議と第2次戦力外通告期間が終わり、12球団の中でも退団選手が特に少なかったのが広島だ。支配下の戦力外は4選手のみで、現役引退は一岡竜司投手ひとり。支配下枠は12球団最多68と現時点では身動きが取れない。今後は外国人選手と国内FA権を持つ西川龍馬外野手の動向次第となってきそうだ。

 支配下の戦力外は岡田明丈投手、薮田和樹投手、三好匠内野手、藤井黎來投手の4選手。少なかったものの、2017年のリーグ優勝に貢献した岡田と薮田も含まれた。育成の行木俊投手、中村来生投手、木下元秀外野手にも来季の契約を結ばないことが伝えられた。また、一岡竜司投手は今季限りで現役引退する。

 ドラフト会議では、1位で青山学院大の常廣羽也斗投手を指名。楽天と重複したが、抽選で交渉権を確定させた。2位で大商大の高太一投手、3位で星槎道都大の滝田一希投手、4位で沖縄尚学高の仲田侑仁内野手、5位で中京学院大の赤塚健利投手。支配下では5選手を指名し、そのうち大卒投手が4人となった。

 支配下枠は残り2とパンパンだが、今後の去就次第で流動的になりそうだ。今季の助っ人はドリュー・アンダーソン投手、ニック・ターリー投手、ロベルト・コルニエル投手、ライアン・マクブルーム内野手、マット・デビッドソン内野手の5選手。このうち何人が残留するか発表されていない。また、国内FA権を持っている西川が流出するとなれば、補強ポイントも変わってきそうだ。

(Full-Count編集部)

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