ファームで防御率8.31…鷹・風間は2年連続のダウン提示 怪我に悩まされ「悔しい1年」

契約更改に臨んだソフトバンク・風間球打【写真:球団提供】
契約更改に臨んだソフトバンク・風間球打【写真:球団提供】

80万円減の1000万円でサイン…4月に腰椎分離症も実戦復帰

 ソフトバンクの2年目右腕・風間球打投手が12日、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で契約更改交渉に臨み、80万円ダウンの1000万円でサインした。2年連続のダウンに「怪我なく1年間投げられる体を作って、ケアをしっかりとして。まずは2軍で投げる体力だったり、1軍でも出られるようなピッチングをしていきたいと思っています」と今後を見据えた。(金額は推定)

 2年目の今季は2軍でも登板がなかった。3軍、4軍戦では8試合に登板して2勝2敗、防御率8.31だった。今シーズンを「昨年と同様に怪我をして、1年間投げられない日々があった。すごく悔しい1年だと球団側にも話して、来年に向けて今年気づいたこと、分かったことを生かしていきたいです(球団側と)と話しました」と振り返る。

 4月に腰椎分離症を発症した20歳は、10月には韓国への3軍遠征に帯同。高校時代の最速は157キロだが「腰を怪我してから、いい意味で悪いフォームを忘れられた。復帰に向けて立ち上げて、いい時の自分に戻ってきた。高校時代は153キロとかが出ていて、今回も153キロがマックスでした」と手応えを感じている。今後は台湾へのウインターリーグにも参加して、さらに磨きをかける予定だ。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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