韓国で無双→日本で低迷…メジャー復帰も“水の泡” 元ヤクルト左腕の厳しい現実
スアレスは今季カージナルスで13試合に登板、防御率7.16でFAになった
カージナルスからFAになったアンドリュー・スアレス投手が、厳しいオフシーズンを迎えている。韓国プロ野球、ヤクルトを経て、今季はマイナー契約からメジャー復帰したものの、13試合の登板で0勝0敗、防御率7.16。マイルズ・マイコラス投手のような逆輸入を狙ったが、厳しい現実に直面している。
2018年にメジャー昇格すると、いきなり29試合に先発登板し、7勝13敗、防御率4.49と奮闘。しかし、2019年はブルペンに回ると、2020年は6試合の登板にとどまった。2021年には韓国のLGで再起を狙い、23登板で10勝2敗、防御率2.18の好成績。昨季はヤクルトと契約したが、わずか6登板に終わってしまった。
その後、今年1月にカージナルスとマイナー契約。7月にメジャー契約を結んだが、昇格と降格を繰り返した。結局、敗戦処理などで13試合に登板したのみに終わり、再びFAとなっている。まだまだ31歳と衰えるには早い年齢。先発も救援もこなすことができる左腕は、来季どこに新天地を求めるのだろうか。
(Full-Count編集部)