中田翔はFA行使せず…NPBが宣言選手公示 山川穂高ら7人が移籍模索、松井裕樹はMLB挑戦

巨人・中田翔、西武・山川穂高、広島・西川龍馬、楽天・松井裕樹(左から)【写真:矢口亨、荒川祐史】
巨人・中田翔、西武・山川穂高、広島・西川龍馬、楽天・松井裕樹(左から)【写真:矢口亨、荒川祐史】

山川穂高、松井裕樹、石田健大、山崎福也、西川龍馬らの動向に注目

 日本野球機構(NPB)は15日、2023年度のフリーエージェント(FA)宣言選手を公示した。FA有資格選手106人のうち、宣言したのはら西武の山川穂高内野手、楽天の松井裕樹投手ら7人だった。16日から他球団と交渉が可能になる。

 海外FA権を行使した松井裕は、すでにメジャー挑戦を表明している。国内FA件を今季取得した山川、DeNAの石田健大投手、オリックスの山崎福也投手、昨季取得していた広島の西川龍馬外野手は、他球団への移籍を視野に入れている。

 また西武の平井克典投手は、残留を基本線としながらも行使。ロッテの田村龍弘捕手は、行使した上での残留をすでに発表している。注目を集めていた巨人の中田翔内野手の名前はなく、海外FA権の行使はしなかったとみられる。

 昨年オフは8選手が宣言していた。伏見寅威捕手がオリックスから日本ハム、森友哉捕手が西武からオリックス、嶺井博希捕手がDeNAからソフトバンク、近藤健介外野手が日本ハムからソフトバンクに移籍。ソフトバンクの千賀滉大投手は、メッツと契約してメジャー挑戦した。

(Full-Count編集部)

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