DeNA、鷹戦力外の森唯斗の獲得を発表 元オリ&巨人の右腕も加入で投手陣底上げ

DeNAが獲得した中川颯、森唯斗、堀岡隼人(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】
DeNAが獲得した中川颯、森唯斗、堀岡隼人(左から)【写真:荒川祐史、矢口亨】

森は今季は先発として6試合の登板で2勝3敗、防御率4.60

 DeNAは17日、今季限りでソフトバンクを戦力外となった森唯斗投手と2024年シーズンの選手契約を結ぶことで合意したと発表した。2018年にはセーブ王に輝いた右腕を加え、選手層の底上げを図る。またオリックスを戦力外となった中川颯投手の獲得と、巨人を戦力外となった堀岡隼人投手を育成で獲得することも発表された。

 森は新人だった2014年から7年連続50試合以上に登板した鉄腕。今季は先発として6試合に登板して2勝3敗、防御率4.60で、戦力外通告を受けていた。

 25歳の中川颯は2020年ドラフト4位でオリックスに入団。1軍では2021年の1試合登板にとどまるが、今季のウエスタン・リーグでは21試合に登板して防御率1.38の好成績を残している。2016年育成ドラフト7位で巨人入りした堀岡は、2019年に支配下をつかみ、通算18試合の登板で防御率8.41だった。

 チームは今永昇太投手がポスティングシステムを利用して米移籍を目指すため退団が確実。トレバー・バウアー投手の去就も不透明で、石田健大投手は今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使した。大幅な戦力ダウンが懸念される中、一気に投手3人を獲得した。

(Full-Count編集部)

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