韓国ではたった半年で成功…1年で退団の元虎助っ人、“年俸2.7倍”が証明する地位
韓国ロッテのウィルカーソンは、13試合に登板して7勝2敗、防御率2.26
KBO(韓国プロ野球)のロッテは19日、アーロン・ウィルカーソン投手と1年95万ドル(約1億4000万円)で再契約した。韓国紙「中央日報」が伝えた。昨季は阪神でプレーしたが、わずか1年で退団となっていた右腕。米マイナーを経て、7月中旬に韓国入りすると7勝2敗、防御率2.26と輝きを放っていた。
同紙によると契約の内訳は、保証額が60万ドル(約9000万円)、出来高20万ドル(約3000万円)、契約金15万ドル(約2000万円)。34歳右腕は今季13試合に登板(13先発)し、79回2/3を投げて81奪三振。11度のクオリティスタート(QS=6回以上で自責3以下)と抜群の安定感を発揮した。
2017年から2019年までブルワーズでメジャー14登板。昨年は阪神で14試合に先発し、5勝5敗、防御率4.08。5月に月間MVPを受賞する活躍を見せたが、8月上旬の登板が最後でオフに自由契約となった。今季はアスレチックスとマイナー契約。その後、総額35万ドル(約5200万円)で韓国に新天地を求めた。