年俸64億円男が熱弁「お金より勝つほうがいい」　大谷翔平を勧誘…語った世界一の魅力

テキサス州は所得税なしも…「勝つことの方がお金よりいい」

　エンゼルスからFAになっている大谷翔平投手の“争奪戦”が各所で起きている。サイ・ヤング賞に3度輝き、通算214勝を誇るレンジャーズのマックス・シャーザー投手も大谷について言及。今季の年俸は約4333万ドル（約64億円）だが、「勝つことの方がお金よりいいことを俺が保証する」。世界一に輝いた球団ならではの魅力で勧誘した。

　米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演したシャーザー。司会のスコット・ブラウン氏から「3月にはショウヘイ・オオタニとチームメートになっているかもしれないですね」と問われると、「ハハハ。そうなるといいよね」と返答した。その後、話題は金額の話にも。

　テキサス州は石油などの天然資源による税収が豊富なため、州税に所得税がない。一方、米確定申告サイト「ターボ・タックス」によると、エンゼルスやドジャースなどが所属するカリフォルニア州が所得税13.3％で米国で最も高くなっている。

　司会を務める元ホワイトソックスのトッド・フレイジャー氏が「オオタニには、州税がかからないことを（レンジャーズでプレーする魅力の1つとして）伝えることができる。（他球団でプレーするより）お金を節約できるとね」と問うと、シャーザーも同意。しかし、それよりも「ああ。お金（を節約できること）はいいことだけど、勝つ方がいいよね」と力説した。

　フレイジャー氏が「情報がリークしたら（その球団には）行かないと言っていたから」とシャーザーが話しすぎるのを止めようとしたが、「俺はそういう（契約に関する）知識はない。誰もレンジャーズ関係者と話していないよ」と笑いを誘っていた。超一流の選手たちにとっても、大谷の動向は気になる話題のようだ。

（Full-Count編集部）