“期限”の5日経っても「0/59」 合格率わずか6%…狭き門に賭けた元ドラ1らの運命
2016年新人王の高山俊、2015年ドラフト1位の高橋純平らが参加していた
15日に鎌ケ谷スタジアムで行わた「12球団合同トライアウト」の受験組に、なかなか吉報が届かない日が続いている。新天地をかけたアピールの舞台には59人が参加したが、ここまでに移籍先が発表されている選手はゼロ。“合格通知”は一般的に5日以内とされているが、すでに20日で5日が経過してしまった。
2016年にセ・リーグ新人王に輝いた高山俊外野手や、2015年のドラフト会議で3球団が競合し、ソフトバンクで活躍した高橋純平投手ら、かつてのドラ1たちも多くいる。ロッテから戦力外になった34歳の福田秀平外野手や、昨年の育成ドラフト1位で指名されたオリックスの20歳、西濱勇星投手も参加していた。
昨年は49選手が参加し、三ツ俣大樹内野手(前中日)がヤクルト、西巻賢二内野手(前ロッテ)がDeNA、渡邊佑樹投手(前楽天)がソフトバンク育成、上野響平内野手(前日本ハム)がオリックス育成と合格者は4人。しかし2021年は33人が参加し、日本ハム入りの古川侑利投手(前巨人)のみだった。直近2年間では82選手中、合格者は5人。合格率わずか6%という狭き門となっている。
(Full-Count編集部)