イチロー氏、来年51歳で伝説の「51番つける」 松坂氏の“登板宣言”に「やったぁ!」
松坂氏は「4番・遊撃」で出場…第1打席で中前打、6度の守備機会もにこなす
マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターとして活動するイチロー氏率いるチーム「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」が21日、「高校野球女子選抜」と東京ドームでエキシビションマッチを行った。「4番・遊撃」として2年連続での出場となった松坂大輔氏は4打数1安打だった。
1回1死一塁の第1打席で鮮やかなライナーの中前打、3回の第2打席は二ゴロ、6回は先頭打者で強烈な当たりを放つも相手守備の好捕にあって中飛に倒れ、悔しそうな表情を浮かべた。8回の第4打席は見逃し三振を喫し、苦笑いだった。守備でも6回に後方への飛球を背走キャッチしてするなど、6度の守備機会を華麗にこなした。
試合後のインタビューでイチロー氏から登板への思いを問われると、イチロー氏の投げる姿に「グッときました」と思いを述べた。「僕もいいピッチャーだったんだよと思いだしてもらえるように、投げる姿を見せられたらと思います」とマウンド復帰宣言。さらに「宣言したからにはその言葉に責任持って準備したいです」と語った。
これを受けて松坂氏の登板を切望していたイチロー氏は「やったぁ!」と大喜び。51歳で迎える来年は、「51をつけてショートを守ります」とも。松坂氏にマウンドを明け渡し、遊撃で伝説の「51」をつけて遊撃を守る構想を明かした。
(Full-Count編集部)