トライアウトから6日…去就決まらぬ“大物”野手 新人王、今季2軍打点王の行方
楽天・和田は今季2軍で打点王、福田秀はロッテの4年間で89試合
11月も下旬となり、今オフに戦力外となった選手たちの新天地も続々と決まっている。一方、実績はあるものの、ここまで発表のない選手も。ここでは主な野手を見ていく。
阪神・高山俊外野手は2015年ドラフト1位で入団。1年目の2016年は134試合で136安打、打率.275をマークして新人王に輝いた。しかし、徐々に出場機会が減少し、今季は1軍出場機会なく戦力外に。「12球団合同トライアウト」に参加して2安打を放ちアピールした。
2012年ドラフト2位の北條史也内野手は4年目の2016年に122試合に出場したが、やはり以降は出場機会が減少。今季は出場機会がなく、戦力外になった。
ロッテ福田秀平外野手は2006年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。2016年には自己最多の239打席に立つなど常勝軍団の一員として活躍し、2019年オフにFAでロッテに移籍した。しかし4年間で計89試合出場に終わり今オフに戦力外に。トライアウトでは二塁打を放ちアピールした。
中日・溝脇隼人内野手は昨年87試合、今年は59試合と計235試合に出場したが、このオフに戦力外となった。ロッテ・菅野剛士外野手は2020年に81試合で58安打と活躍したが、今季は6試合出場にとどまった。
楽天・和田恋外野手は2軍で打点王を獲得し、16本塁打をマークした。現役ドラフトで広島から加入した。正隨優弥外野手は2軍で7本塁打をマークした。こうした“実績”ある選手たちに朗報はもたらされるだろうか。
(Full-Count編集部)