元虎“お騒がせ助っ人”が躍動 衝撃デビュー&契約解除から4年…メキシコで実力発揮

2019年には阪神でプレーしたヤンハービス・ソラーテ【写真:Getty Images】
2019年には阪神でプレーしたヤンハービス・ソラーテ【写真:Getty Images】

2019年に阪神でプレーしたソラーテ

 元阪神のヤンハービス・ソラーテ内野手が、メキシコで好調だ。ウインターリーグのアギラスに所属し、今季はここまで22試合で4本塁打13打点、打率.295、出塁率.382、長打率.474、OPS.856の成績を残している。阪神を契約解除となって4年、現在は36歳となった。

 ソラーテは2019年シーズン途中に阪神に入団。1軍デビュー戦となった7月26日の巨人戦(東京ドーム)では来日初安打、初打点となる決勝2ランを放つ衝撃デビューを果たした。30日の中日戦(甲子園)では5回に球団8000号となる2ラン、1点ビハインドの9回にはサヨナラ2ランを放つなど、“お祭り男”ぶりを発揮した。

 しかしその後は徐々に調子を落とし、20試合の出場で打率.188、4本塁打9打点。内野守備の粗さも目立った。1軍昇格を拒否したことなどもあり、9月9日には契約解除が発表された。チームは最終盤に6連勝で奇跡の逆転CS進出を決めたが、2勝に大きく貢献した助っ人はすでにチームを去っていた。

 以降は2020年1月にブレーブスとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリングトレーニングに参加。8月に自由契約となり、2021年5月にメキシカンリーグのメキシコシティと契約。2022年は同リーグのアルゴドネロスでプレーし、84試合で20本塁打、74打点、打率.317、OPS.970の好成績を残した。

(Full-Count編集部)

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