前代未聞の“6ランHR”は「クレイジー」 7点差も逆転可能…常識無視の珍ルールに仰天
「ベースボール・ユナイテッド」の球宴で飛び出した6ラン本塁打
中東と南アジアを拠点とするプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」のオールスター戦がUAEのドバイで行われ、なんと“6ラン本塁打”が飛び出した。「マネーボール打席」という、特定の打席でホームランが出ると得点が倍になる特別ルールの打席で3ランが飛び出し、一挙6点が入った。珍ルールに、ファンは「なんというリーグ」「ヒット1本で6点はクレイジー」「早く米国にこれを持ってきて!」と声をあげている。
4チームからなる「ベースボール・ユナイテッド」は24日から2日間、オールスター戦を開催した。2005年のサイ・ヤング賞で50歳のバートロ・コロン投手、通算2639安打のロビンソン・カノ内野手ら元メジャーのスターが多数参加しており、米メディア「FOXニュース」は「このリーグには野球純粋主義者がめまいを起こしそうなルールがある。“マネーボール”をHRにすると、得点が倍になるのだ」と伝えた。
“6ラン弾”を放ったのはメジャー153本塁打を誇り、“カンフー・パンダ”の愛称で親しまれたパブロ・サンドバルだ。25日(日本時間26日)の第2戦、5回無死二、三塁で本塁打。これが「マネーボール打席」だったため一挙6点がはいった。7点ビハインドでも「マネーボール打席」で満塁弾が飛び出せば、逆転となるわけだ。
米国の野球メディア「トーキン・ベースボール」が公式X(旧ツイッター)が「パブロ・サンドバルが史上初の6ランHRを打った。“マネーボール打席”だったので、得点が2倍になった」などと記して動画を投稿すると、ファンは続々反応。「2度ダイヤモンドを回るべきだった」「このリーグは楽しむことがすべてっていうのが最高」「オールスターゲームにこれが必要」「6ランHRって一体何」とコメントが並んだ。立ち上がったばかりの「ベースボール・ユナイテッド」。今後はどんな展開を見せるだろうか。