“最強軍団”に大谷翔平を必死の歓迎　「勝ちたいなら…」現役左腕が期待する化学反応

ブレーブスのフリード「彼は試合を変えることができる選手」

　エンゼルスをFAとなり、メジャー史上最高となる5億ドル（約734億7100万円）超の大型契約が予想される大谷翔平投手の去就は、現役選手も気になって仕方ないようだ。ポッドキャスト番組「Foul Territory」では、2021年にワールドシリーズを制覇したブレーブスのマックス・フリードが名指しで“勧誘”した。

　2019年には17勝を挙げるなど通算62勝左腕は「ショウへイは信じられないような選手、信じられないような才能の持ち主。怪我をしていないときは球界屈指の投手だし、打つ方では40～50本塁打を打ってMVPを取れる。彼は試合を変えることができる選手」と大絶賛。「アトランタに来たい選手たちにとって、ここは素晴らしい環境。チームの化学反応がいい。上から下まで全員が役割を理解している。楽しみながらも、試合に勝つためにいる。何よりも僕らは日々勝つつもりで球場入りする。勝ちたいなら、ここはいいところだ」とアピールした。

　また同番組に出演したガーディアンズのルーカス・ジオリトは大谷について「同じチームと契約するかもね。そうなったらとても粋だ」と笑顔。今季はホワイトソックスで開幕を迎えエンゼルスにトレード加入。ガーディアンズに移籍するまで短期間ながら同僚だっただけに「言うまでもなく彼は投打ともに非常に才能に恵まれている。だが僕は準備の仕方にとても感心した。いつだって何らかの形でスカウティングや準備をしていた」と脱帽した。

　また「とても控えめな上に、おもしろい。彼は僕を茶化すことがあった。それが楽しかったよ。とてもいいチームメートだったし、彼は本当に勝ちたいんだ。彼はかなりワールドシリーズで優勝したがっている。彼の幸運を祈るよ」と契約の行方を見守っていた。

（Full-Count編集部）