楽天が相談窓口設置を約束「深く反省」　HPで謝罪…パワハラ報道の安樂は自由契約に

森井誠之球団社長は保留選手名簿から外し、自由契約にすることを明かした

　楽天は30日、球団ホームページを更新した。複数選手へのハラスメント行為があったとされる安樂智大投手の報道を受けファンに謝罪。相談窓口を設置し、再発防止策を実施することを発表した。

　安樂を巡っては、複数の選手がハラスメント行為を球団に訴えたとされている。報道を受け、球団は安樂を自宅待機とし、契約更改交渉は無期限の延期となっていた。この日、森井誠之球団社長は保留選手名簿から外し、自由契約にすることを明かした。

　球団が発表したコメントは以下の通り。

「この度はファンの皆さま、そして関係するすべての皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけする事態となり、心より深くお詫び申し上げます。これまで球団として、選手が相談できる環境を十分につくれなかったことに関し、深く反省しております。今後、ハラスメントやそれに類する行為が起きないよう、相談窓口の設置をし、継続的な教育研修等、再発防止策を実施してまいります。なお、SNS等での憶測による誹謗中傷はお控えいただくよう改めてお願い申し上げます」

（Full-Count編集部）