防御率6.65で19億円「払いすぎ」 元ヤ軍エース、新天地決定も止まぬ“辛辣”な声
ヤンキースからFAとなっていたセベリーノがメッツと契約へ
ヤンキースからFAとなっていたルイス・セベリーノ投手が、メッツと1年契約を結んだと29日(日本時間30日)に複数の米メディアが報じた。内容は1年1300万ドル(約19億1000万円)で、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、200万ドル(約2億9400万円)の出来高が付くという。
セベリーノは2017年には14勝6敗、防御率2.98、2018年には19勝8敗、防御率3.39と2年連続の好成績を残した。若きエースとして期待されたが、2019年に右肩を故障してからキャリアが暗転。2019年から2021年の3年間で、わずか7試合の登板に終わっていた。
昨季は7勝3敗、防御率3.18と持ち直して球団オプションで契約延長となったものの、今季は19登板で4勝8敗。炎上する試合も多く、防御率6.65と不振に陥っていた。メッツとの契約に対し、ネット上のファンからは「セベリーノに1300万ドル(約19億1000万円)?」「払いすぎ」「上手く行かないような気がする」「これはエイプリルフールだろ。彼は今シーズンMLB最悪の先発投手の1人だった」と辛辣な声も上がっていた一方、「堅実な契約」「メッツで幸運を祈る」と妥当との声もあった。
しかし2月に30歳と、年齢はまだ若い。獲得には複数球団が動いていたとされ、新天地での復活が期待される。メッツには、今季までヤンキースでコーチを務めたカルロス・メンドーサ氏が就任するなど、フィットしやすい点もある。ユニホームを着替え、またニューヨークを盛り上げることができるだろうか。
(Full-Count編集部)