35歳の元ドラ1が育成で再出発、最強助っ人は自由契約に　11月終了で去就続々決定

DeNAはバウアー、ソトを自由契約に

　来季の保留者名簿提出期限となった30日、NPB各球団では多くの動きがあった。楽天ではハラスメント行為が報じられた安樂智大投手を自由契約とすることを森井誠之球団社長が明かした。また、DeNAではトレバー・バウアー投手ら助っ人2人が自由契約となった。

　安樂を巡っては、複数の選手がハラスメント行為を球団に訴えたとされている。報道を受け、球団は安樂を自宅待機とし、契約更改交渉は無期限の延期となっていた。

　DeNAはバウアーのほかにネフタリ・ソト内野手も自由契約に。JB・ウェンデルケン投手とは来季の契約を結び、ロバート・ガゼルマン投手には来季契約を結ばない旨を通知した。広島もドリュー・アンダーソン、ニック・ターリー両投手と来季の契約を結ばず、ロベルト・コルニエル投手とは契約を更新すると発表した。

　広島から戦力外を受けていた薮田和樹投手と巨人から戦力外を受けていた三上朋也投手は2024年シーズンからNPBの2軍公式戦に参加するオイシックス新潟アルビレックスBCに。ロッテから戦力外通告を受けていた福田秀平外野手は「ハヤテ223」に入団することが決まった。また、10月24日には右肩の手術を行い、ロッテから戦力外通告を受けていた石川歩投手は育成で再契約した。

　また、連覇を目指す阪神はシェルドン・ノイジー外野手、ヨハン・ミエセス外野手、ジェレミー・ビーズリー投手の残留を発表。新たに最速160キロを超える剛腕ハビー・ゲラ投手を獲得した。

（Full-Count編集部）