NPBも獲得へ熱視線、108発大砲が躍進 独走2冠王…“就職活動”で復活猛アピール
NPB関係者の前で練習も…フランミル・レイエスが絶好調
ドミニカ共和国のウインターリーグ、エスコヒードでプレーするフランミル・レイエス外野手が絶好調だ。ここまで31試合で打率.302、8本塁打30打点、OPS.937をマーク。MLB通算108本塁打をマークしている大砲は、現在FAだけに、来季の去就にも注目が集まっている。
11月30日(同12月1日)の試合では、同点の4回にバックスクリーンを越える特大弾を突き刺し、リーグ2位のロハス・ジュニアに3本差を付けてトップを独走している。30打点は、2位に9の差をつけて1位だ。
2019年にはパドレスとインディアンス(現ガーディアンズ)で計150試合に出場し、打率.249、37本塁打、OPS.822をマーク。2021年にはガーディアンズで115試合に出場して打率.254、30本塁打、OPS.846と好成績を残した。同年のツインズ戦では前田健太投手(現タイガース)から1試合2本塁打を放ったこともあった。
しかし、昨季は118試合で打率.221、14本塁打、OPS.638の不振に終わり、今季はマイナー契約での開幕。結局、19試合で打率.186、2本塁打と結果を残せず、8月に自由契約となった。悔しいシーズンとなったが、ウインタリーグでは、その鬱憤を晴らす活躍を見せている。
ドミニカメディア「Z101」のディレクター、ヘクター・ゴメス氏は、10月にNPB複数球団の関係者の前で練習を行ったことを伝えており、来季は日本球界で持ち前のパワーを発揮する可能性もある。
(Full-Count編集部)