佐藤輝明の20号が「DIDアワード年間大賞」 夏場以降の復活は「フォームがハマった」
佐藤輝明の「3年連続20号」がDIDアワードの年間大賞に輝いた
阪神・佐藤輝明内野手が放った20号2ランが「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の年間大賞に輝き、ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で授賞式の模様が公開された。プレゼンターはOBの掛布雅之氏が務め、佐藤輝はシーズンを振り返った。
佐藤輝は9月14日の巨人戦(甲子園)で1点リードの6回にバックスクリーンへ20号本塁打を放った。1年目から3年連続となる節目の20号で、試合は4-3で勝利。チームは18年ぶりのリーグ優勝を決めた。
DIDアワードは、その月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める球団OBで“ミスター・タイガース”掛布氏と、ファン投票により選ぶ賞。年間大賞は大賞に選ばれた6つのプレーが投票対象になっていた。
ファン投票で決まる年間大賞は、受賞した佐藤輝の20号に316票、2位は大竹耕太郎投手の「涙の勝利」(5月)で314票。2票差の接戦だった。3位は大山悠輔内野手の「サヨナラ安打」(8月)で253票だった。
佐藤輝は、今季は夏に失速したが8月以降は絶好調。掛布氏から変化を問われると、「少しずつ体力も付いてきていると思いますし、夏場以降にフォームがハマって、状態が良くなりました」と振り返った。バットのバランスも調整したようで、好成績に繋がったようだ。
岡田監督が新たに就任し、1年間サードのポジションで固定された。「(内外野)両方やるのも悪くはなかったですけど、固定してもらえることで練習も1か所だけでいい。打つのも守るのもできて初めて信頼できると思う。しっかりこのオフで練習して、シーズンいいスタートを切れるように頑張りたい」と、来季も活躍することを誓った。
【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○授賞式の様子が公開されたYouTube番組はこちら
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/