大谷翔平を逃したら…25歳天才の争奪戦加熱か 高まる強打者需要、衝撃の8人放出案も
大谷との契約を逃したらブルージェイズはソト獲得に全力か
エンゼルスからFAになっている大谷翔平投手の争奪戦が佳境を迎えている。今季OPSは12球団トップの1.066。ア・リーグ満票MVPを手にした“最強打者”の獲得には莫大な金額を要し、しかも高倍率だ。各球団は逃した場合の一手を模索する必要がある。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は2日(日本時間3日)の記事でブルージェイズがパドレスのフアン・ソト外野手の獲得を模索していると報じた。25歳のソトは2018年のメジャーデビューから4度のシルバースラッガー賞を獲得するなど、通算で打率.284、160本塁打、527打点、出塁率.421、OPS.946の成績を収めている。
ソトをめぐってはヤンキースがトレードを模索していたが、見返りとして複数人のプロスペクト、中でも投手を希望し、同メディアは「金曜日の午後(日本時間2日)時点で、複数の関係者によるとヤンキースとパドレスはフアン・ソトの交渉を巡って難航しているようだ」と報じていた。
ブルージェイズは大谷争奪戦の“大穴”として見られているが、仮に獲得を逃せば、ソトのトレードにシフトチェンジする可能性があるとみている。ソトに年3000万ドル(約44億円)以上を支払った後、FAで流出する懸念もある。それでも「彼らは勝たないといけないというプレッシャーを感じている」と同メディアは推測する。
パドレスにとっては、大谷の契約が決まった後にトレードを成立させるべきと見る目も。ブルージェイズには「球団1位プロスペクトのリッキー・ティードマン、バウデン・フランシス、アレク・マノアを含んだ8投手陣のパッケージを希望するかもしれない」と言及しているが、大谷の契約を逃せば、ソトに全力を注ぐ可能性もある。
(Full-Count編集部)