プロ入り前なのに「お気に入りの有望株」 競合ドラ1よりも…オリ18歳に早くも米注目
ファングラフスの記者がオリックス1位の横山聖哉に言及
オリックスは10月のドラフト会議で長野・上田西高の横山聖哉内野手を1位指名した。11月30日の新入団会見では、かつてレッドソックス・吉田正尚外野手が背負った背番号「34」がお披露目されるなど、期待値も高い。強打の遊撃手は、日本だけでなく、すでに米国でも注目を浴びている。
横山は身長181センチ、体重82キロの強打の遊撃手で、高校通算30本塁打を誇る。今年のドラフト会議は、東都大学リーグから7人が1位指名を受けるなど、大学生が豊作と言われていた。高校生での1位指名はソフトバンク・前田悠伍投手(大阪桐蔭高)と横山の2人のみだった。
一本釣りに驚きの声も上がっていたが、すでに米国で名前が挙がることも。野球専門の米データサイト「ファングラフス」のエリック・ローゲンハーゲン記者は11月28日(日本時間29日)の記事で横山に言及。常廣羽也斗投手(広島1位)や武内夏暉投手(西武1位)ら競合した選手がいるなか、「直近にドラフトされた選手でお気に入りのプロスペクトだ」と記した。
オリックスでは、同じ「34」を背負った吉田が昨オフにレッドソックスと5年総額9000万ドル(約133億2000万円)の大型契約を結び、1年目は打率.289、15本塁打、72打点の成績を収めた。期待の18歳が海を渡り、活躍する日は来るだろうか。
(Full-Count編集部)