中日が中田翔の獲得を発表 複数年契約破棄し巨人退団…通算303HRの打棒で貧打解消へ
今季は前巨人・中島、前ソフトバンク・上林らをすでに獲得
中日は4日、巨人を退団し自由契約となっていた中田翔内野手を獲得したと発表した。チームは今季、2年連続のリーグ最下位、4年連続得点数リーグワーストに沈み、通算303本塁打を誇る右の大砲に白羽の矢を立てていた。
中日は今季、12球団ワーストのチーム本塁打71本に終わった。今オフは、すでに前巨人の中島宏之内野手や前ソフトバンク上林誠知外野手らの獲得を発表しているが、中田の加入で打撃陣にさらに厚みを持たせた。
中田は今季、開幕から好調を維持していたが、5月に右ハムストリングスの肉離れで登録抹消。その間に門脇や秋広ら若手が台頭し、後半戦は代打での出場が増えていた。今季は92試合で打率.255、15本塁打、37打点だった。
出場機会を求め、取得していた海外FA権の行使も検討。最終的にはFA権行使を見送り、複数年契約を破棄するオプトアウトで自由契約選手として公示されていた。