佐々木朗希は「全米ドラ1より明らかに上」 米で高まる評価「惑星最高の有望株」
20歳5か月で完全試合「惑星最高のプロスペクト」
ロッテの佐々木朗希投手は今季、左脇腹肉離れで戦線離脱するなど、怪我に苦しんだが、15登板で7勝4敗、防御率1.78の成績を残した。未だ実働3年間の22歳だが、米国ではすでに最高級の評価を得ている。
昨年4月の本拠地・オリックス戦で、20歳5か月で史上最年少の完全試合を達成。今年3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。野球専門の米データサイト「ファングラフス」のエリック・ローゲンハーゲン記者は「国際プロ選手アップデート」で日本人選手を紹介。その中に佐々木朗も名を連ねた。
同記者は佐々木朗について、今オフ、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本由伸投手とともに言及。「ヤマモトかササキが惑星で最高のプロスペクトだと思う」とコメント。今夏の全米ドラフトで全体1位でパイレーツが指名したポール・スキーンズ投手(ルイジアナ州立大)と比較しても「明らかに上だ」と評価した。
今オフ、山本の契約規模は2億ドル(約293億円)とも言われている。佐々木朗の海外FAは最短で2030年、ポスティングでも労使協定が定めるプロ入り6年目、25歳以降の条件を満たすなら、移籍は2027年以降になるが……。それでも“令和の怪物”が海を渡るのを心待ちにしているようだった。
(Full-Count編集部)