守護神候補は登板ゼロ、現役ドラフトで獲得も1年で戦力外…ヤクルトの補強を振り返る
現役ドラフトで獲得の成田翔は3登板で防御率5.40
ヤクルトは今季、57勝83敗3分けで5位。リーグ2連覇からBクラスに沈んだ。昨年オフに外国人選手を3人獲得するなど補強も行ったが、成果はあったのか。検証する。
現役ドラフトで獲得した成田翔投手は3登板で防御率5.40に終わり、今オフに戦力外通告を受けた。昨季限りで巨人を戦力外となり育成契約を結んだ沼田翔平投手は2軍で19登板だった。
昨オフに中日を戦力外となり獲得した三ツ俣大樹内野手は18試合出場で打率.143。阪神を戦力外となり加わった尾仲祐哉投手は11登板で防御率5.17だった。
新外国人ではメジャー通算243登板で59セーブのキオーニ・ケラ投手が1軍登板機会のないまま7月に、ライネル・エスピナル投手は3試合登板で8月下旬に自由契約となった。ディロン・ピーターズ投手は6勝。7月13日に支配下登録されたエルビン・ロドリゲス投手は1勝どまりだった。
シーズン中には西浦直亨内野手との交換トレードでDeNAから阪口皓亮投手を獲得。13登板で2敗、防御率3.31だった。
今季は苦闘した新加入選手が多かったが、来季に向けて西川遥輝外野手、嘉弥真新也投手、増田珠内野手を獲得した。V奪回に向け今後、どんな補強を展開していくだろうか。
(Full-Count編集部)