大谷争奪戦の“カブス後退報道”に編成トップ反論 生き残り強調「報告はきていない」
取材に応じたカブスの編成本部長が、現地報道に対して意見
米テネシー州ナッシュビルで行われたウインターミーティングで5日(日本時間6日)、カブスのジェド・ホイヤー編成本部長が取材に応じた。エンゼルスからFAとなっている大谷翔平投手の争奪戦について、この日“カブスが後退した”とUSAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者が伝えたことについて、「そういう報告はきていない」と、争奪戦に残っていることを強調した。
この日、ナイチンゲール記者はある球団幹部の話として「カブスのオオタニ獲得は今や大きく薄れており、ドジャース、ブルージェイズ、エンゼルス、ジャイアンツが最終候補となる可能性が高い」と自身のX(旧ツイッター)で投稿。カブスが争奪戦において後退していると指摘した。
その後、取材に応じたホイヤー氏は「どこからその報道がでてきたか分からないけど、そういう報告はきていない。オオタニに限らず全てのFAの交渉や面会に関することは、静かにしていたい」と淡々と語り、報道を否定した。
FA市場では、大谷と山本由伸投手が複数球団の争奪戦となっている。「彼らは才能溢れていて、とてもいい選手だ。才能が素晴らしい選手に、私達は大金を積む。才能溢れる選手が2人いるということだ」と、両選手を改めて評価していた。
(Full-Count編集部)