防御率81.00で退団、トレード加入も出場数激減 MLB130発大砲は残留…楽天の補強診断
現役ドラフトで獲得した正隨はわずか1試合の出場で戦力外に
4位に終わって2年連続でクライマックスシリーズ進出を逃した楽天は、石井一久監督が退任。今江敏晃新監督のもと、来季は2013年以来の優勝を目指す。そのためにも補強は必須だが、昨オフ補強した選手たちはどんな結果だったのか見てみる。
助っ人は2選手を新たに獲得した。マニー・バニュエロス投手は2021年にはメキシコ代表として五輪に出場し、侍ジャパンとも対戦。昨季はヤンキースとパイレーツで計35試合に登板し、2勝1敗、5ホールド1セーブ、防御率4.39の成績を残して日本へやってきた。しかしわずか1試合の登板で2/3イニングを投げ6失点、防御率81.00のまま退団が発表された。
メジャー130発を誇るマイケル・フランコ内野手は、95試合の出場で打率.221、12本塁打、32打点。来季の残留が決まったが、大砲としての期待度を考えれば物足りない活躍だったと言えるだろう。
涌井秀章投手とのトレードで中日から加入した阿部寿樹内野手は、78試合の出場で打率.255、4本塁打、24打点と、昨季の133試合から大きく出場数を減らした。現役ドラフトで獲得した正隨優弥外野手はわずか1試合の出場にとどまり、1年で戦力外通告を受けた。
(Full-Count編集部)