パでは4人が戦力外…開花できず苦しい1年に まもなく第2回、現役ドラフトの明暗
パ・リーグではすでに4選手が戦力外…引退決断の選手も
出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させることを目的とした「現役ドラフト」の2回目が、8日に行われる。昨年初めて実施され、新天地でブレークした選手もいれば、1年で戦力外となった選手も多い。第1回のパ・リーグ球団の成果を振り返る。
セ・リーグでは阪神・大竹耕太郎投手、中日・細川成也外野手がブレークしたが、パ・リーグの選手たちは厳しい結果となった。ヤクルトからオリックスに移った渡邉大樹外野手は昨季49試合出場も、今季はわずか1試合の出場に終わり、戦力外通告を受けた。その後現役を引退することを明らかにしている。
日本ハムに移籍した松岡洸希投手、楽天の正隨優弥外野手、ソフトバンクの古川侑利投手も1年で戦力外となり、古川はトライアウト受験を経て、育成で再契約を結んでいる。
オリックスからロッテに加入した大下誠一郎内野手は、開幕1軍を掴むなど、23試合に出場。2年ぶりとなる本塁打をマークした。西武が獲得した陽川尚将内野手はファームで9本塁打を放つも、1軍では9試合の出場で打率.167とバットでアピールとはいかなかった。
(Full-Count編集部)