“ブンブン丸”も“打率3割超え”の西武新助っ人… 日本での成功へカギ握る課題
西武がヤンキースでプレーしたコルデロを獲得、左打ちの29歳
西武は7日、フランチー・コルデロ外野手との契約を締結したと発表した。今季はヤンキースでプレー。メジャー通算では251試合出場で打率.217、27本塁打、87打点、OPS.679。移籍に際し、米メディアは来日理由と選手の特徴を特集した。
コルデロは右投げ左打ちの29歳、3Aでは通算306試合出場で353安打、54本塁打、226打点、42盗塁、打率.301、出塁率.384、長打率538、OPS.922の成績を残している。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、コルデロについてパワーがありスピードは平均以上とするも、三振率が高いことに注目した。
打席では、いわゆるバットを振り回すタイプということに加え、守備に関しては標準未満と説明。「海外(日本)での挑戦でそういった点を改善していくことを目指すことになる」と課題を指摘した。ポテンシャルは高い選手だけに「日本で1~2年いいシーズンを過ごすことで、いずれ北米球界に戻りインパクトを与えることも実現可能だろう」と、米復帰の可能性にも言及している。
獲得に際して渡辺久信GMは「今のライオンズに足りないピースです。一振りで状況を変えられるパワーヒッターなのでクリーンアップを打ってもらうことを期待しています」とコメントを発表。今季主軸を担ったデビット・マキノン内野手の去就は未定。新助っ人のコルデロは、インパクトを残すことができるだろうか。