スターのヤ軍移籍で浮いた43億円…“韓国の天才”獲りか 反応様々「すごいギャンブル」
レギュラー外野手はタティスJr.のみ「パドレスの希望リストの上位」
ヤンキースとパドレスは6日(日本時間7日)、2対5のトレード成立を発表した。フアン・ソト外野手とトレント・グリシャム外野手がヤンキースへ、マイケル・キング、ドリュー・ソープ、ランディ・バスケス、ジョニー・ブリトーの4投手と、カイル・ヒガシオカ捕手がパドレスへ移籍した。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、これがイ・ジョンフ獲りへの布石になる可能性があることを報じた。
「イ・ジョンフはパドレスの希望リストの上位にいると言われており、ある情報筋はソトの3000万ドル(約43億2000万円)以上の年俸が帳簿から消えた今、契約(の交渉)が急速にうまく進む可能性があると述べた。フェルナンド・タティスJr.はソトとグリシャムのトレード後、サンディエゴのロースターに残っている唯一のレギュラー外野手となった」
韓国プロ野球(KBO)キウムからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すイ・ジョンフは、元中日のイ・ジョンボム氏を父に持つ25歳。今季は怪我に泣かされ86試合の出場ながら打率.318をマークした。デビューした2017年から1度も打率3割を下回ったことはなく、韓国最強打者とも呼ばれている。
43億円は“イ・ジョンフ資金”となるのか……。「パドレスは何がしたいんだ」「パドレスはお金がないから無理」「すごいギャンブルだと思う」「彼がソトの代わりになるのか」「彼は決してソトにはなれない」などとファンの反応は様々だった。
(Full-Count編集部)