深夜の情報合戦「気になって眠れず」 大谷翔平の去就報道…日本で寝不足ファン続出
午後11時にモロシ記者が大谷の去就について「早ければ今日にも決まる」と投稿
エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっている大谷翔平投手の去就報道で日米が混乱している。米記者のブルージェイズの本拠地カナダ・トロントに向かっているとの報道を、別の記者が否定するなど情報は錯綜。日本時間深夜に行われた情報合戦で、寝不足のファンが続出した。
8日の東部時間午前8時39分(日本時間午後10時39分)、MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者が自身のX(旧ツイッター)に投稿した一言から始まった。「ショウヘイ・オオタニの決断は間近で、早ければ今日にも決まる可能性がある」。日本のファンは“Xデー”がついに訪れることに色めきだった一方で、すでに日付が回る直前。徹夜か、早起きか……。ファンも決断が迫られていた。
その後、日本時間9日にかけて米メディアによる情報合戦が始まった。モロシ記者が「ショウヘイ・オオタニは今日トロントへ向かう途中だ」と報じると、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「オオタニはトロントに向かう飛行機に搭乗していない。オオタニは南カルフォルニアの自宅にいる」と真っ向から否定。その後、米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏も自宅にいると追随した。
また、この日、アナハイム近郊の空港からトロントへ向かうチャーター機が話題に。後にカナダ人実業家が乗っていたことが分かったが、大谷が乗るのではないかという情報もあった。様々な憶測が流れた深夜。SNSには「大谷のためにずっと寝ずに情報を待っていた……でも凄く興奮したw」「情報が気になって眠れなかった」と寝不足を謳うファンであふれていた。
(Full-Count編集部)