大谷翔平を巡って米記者“情報合戦” トロント入り報道を完全否定「自宅にいる」
モロシ記者が「トロントに向かう途中」と報じるも…次々に否定報道が
エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手の、メジャー史上最高額となる6億ドル(約870億円)ともいわれる契約は大詰めを迎えているようだ。ブルージェイズの本拠地カナダ・トロントに向かっていると米記者が報道したが、別の記者が否定するなど情報合戦となっている。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者が、自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニは今日トロントへ向かう途中だ」と報じた。しかし米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ショウヘイ・オオタニはトロントにいない。オオタニはトロントに向かう飛行機に搭乗していない。オオタニは南カルフォルニアの自宅にいる」とモロシ記者の情報を打ち消した。
カナダメディア「スポーツネット」の番記者ベン・ニコルソン・スミス氏も、ナイチンゲール記者に同意。「トロントにいないし、現時点で彼はトロントに向かっているわけでもない。彼は南カルフォルニアの自宅にいる。もう一度言うが、ブルージェイズは(大谷争奪戦の)ファイナリストに残っているようだ。どうなるか見守ろう」と投稿した。
さらに米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏も「ショウヘイ・オオタニはトロントに向かっておらず、南カリフォルニアの自宅にいることが確認できた。米全国紙USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール記者が一報を報じた」と追随した。
大谷争奪戦についてはドジャースが最有力にあげられていたが、ここに来てブルージェイズが急浮上。4日(同5日)には米フロリダ州にあるブルージェイズのキャンプ施設で球団関係者と面談したことが伝えられていた。
(Full-Count編集部)