タイトル獲得→減俸&異例の見直し 抑え外れるも現状維持の3億円…9日の契約更改
DeNA山崎は現状維持の3億円、鷹・柳田は5.7億円プラス出来高で更改した
プロ野球の契約更改交渉は9日も実施され、複数年契約を結ぶ大物選手がサインした。DeNAの山崎康晃投手は現状維持の年俸3億円でサインした。今季は途中で抑えを外れ、49登板で3勝7敗20セーブ、防御率4.37。来季が6年契約の2年目となる。(金額は全て推定)
来季は再び抑えを目指すといい「自信はある。もう一度変わった自分を見せる」と語る。今オフは減量に取り組み、4キロ体重を落としたという。名球会入りの条件である通算250セーブまで残り23としており「何とか形にしたい。ただ、まずはチームの競争に勝たないといけない」と力を込めた。
ソフトバンクの柳田悠岐外野手は、今季から5000万円減の年俸5億7000万円プラス出来高払いで更改した。2019年オフに7年契約を結び、4年目が終了したところで、2023年までの4年間の成績を加味し、2026年までの3年の契約内容を決めることになっていた。
このオフがそのタイミングで、「4年間のトータルの成績で、っていう感じです。(ダウンに関しては)もちろん(納得)です」などと語った。今季は163安打で、自身2度目の最多安打のタイトルを獲得した。
有原航平投手は現状維持の年俸4億円でサインした。来季は3年契約の2年目となる。ソフトバンク1年目の今季は開幕2軍スタートも6月に昇格し、チームでただ1人の2桁となる10勝をマーク。「開幕ローテに入って、最後まで外れずに投げることしか考えていない」とし、180イニング&5完投を来季の目標に掲げた。
(Full-Count編集部)