大谷翔平は年俸101億円でもお得? 超異例の大型契約でも…データ会社が示す真の価値

ドジャース移籍を発表した大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース移籍を発表した大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は10日に自身のインスタで契約合意を発表

 エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、自身のインスタグラムでドジャースとの契約に合意したと発表した。10年総額7億ドル(約1015億円)で年平均7000万ドル(101億5000万円)。異例の超大型契約だが、データでみると、それですら少ないようにも思える。

 大谷は今季、打者として打率.304、44本塁打、95打点、投手として10勝5敗、防御率3.14の成績を残した。9月中旬の手術により、試合数は135試合にとどまったが、日本選手初のア・リーグ本塁打王を獲得。史上初の2度目の満票MVPを獲得した。

 米データ会社「ファングラフス」によると、大谷の総合的な指標「WAR」は9.0でメジャートップ。WARから算出した評価年俸は7200万ドル(104億4000万円)。年平均7000万ドルでもおつりがくる計算だ。大谷と契約することにより、球団に日本企業が広告宣伝費をたくさん落とすとも言われている。ただ、それだけでなく、大谷のプレー自体にも100億円以上の価値があった。

(Full-Count編集部)

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