大谷翔平ユニが衝撃の半額セール ド軍合意前日の“誤報”で決断「エ軍残留は低いと」
大谷のエ軍ユニホームが2万円→1万円、Tシャツは5800円→2900円にプライスダウン
エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手はドジャースとの契約に合意したと発表した。契約内容は10年総額7億ドル(約1014億円)でプロスポーツ史上最高額。歴史的なメガ契約合意から一夜明け、古巣・エンゼルスが本拠地を置くアナハイムでは、また“異変”が起きていた。
本拠地エンゼルスタジアムから車で10分ほどの距離にあるスポーツグッズショップ。店のド真ん中に大谷のエ軍ユニホームが置かれていた。値札に書かれていた135ドル(約1万9700円)は赤いペンで消され、新たに68ドル(約9900円)の値札シールが貼られる。衝撃の50%オフだ。「ショウヘイがドジャースに移籍してしまったからね。寂しいよ」。40ドル(約5800円)の大谷Tシャツは20ドル(約2900円)になっていた。
9月まで主力商品だった大谷のエ軍ユニホーム。だが、この店では争奪戦真っ只中の11月中旬から30%オフの94.5ドル(約1万3800円)に値下げ。そして、今回の“半額セール”は、大谷がドジャースとの契約合意を発表する前日8日(同9日)から。つまり、大谷がブルージェイズが本拠地を置くトロントへ向かったという“誤報”が流れた日からスタートさせたという。「エンゼルスに残留する可能性は低いと思ったからね」。店員にとっては、苦渋の決断だった。
ただ、この男性店員はエンゼルスのお膝元で働くが、実はドジャースファン。ご贔屓チームへの加入を内心喜んでいたという。「本当にうれしいよ。彼がドジャースに来てくれて、本当にハッピーだ。来年は投げることができないけど、本当に興奮している。彼もきっとLAを気にいると思うよ」。ドジャースの帽子を誇らしげに被っていた。