DeNA加入の佐々木千隼が入団会見「急でびっくり」 大魔神以来の佐々木姓に「恐縮です」

DeNA入団会見を行った佐々木千隼【写真:湯浅大】
DeNA入団会見を行った佐々木千隼【写真:湯浅大】

DeNAは2016年ドラフトで佐々木の抽選外す「ラミレス監督が引いてくれないかなと」

 8日に実施された現役ドラフトでロッテからDeNAへ移籍した佐々木千隼投手が11日、横浜市の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「41」。「本当に急なことでびっくりしたけど、自分にとってプラスなこと」と来季で8年目を迎える右腕は横浜の地で再起を誓った。

 佐々木は2016年ドラフト1位で桜美林大からロッテに入団。実はこのとき、DeNAは明大の柳裕也(中日)を1位指名したが抽選に外れ、外れ1位で佐々木を指名していた。しかし5球団競合の末に当たりクジを引いたのはロッテだった。

 桜美林大時代から「ベイスターズに憧れあった」と話す。前身の横浜でプレーした野村弘樹氏が同大学のコーチで指導を受けた。移籍後、野村氏に電話したが出ずラインで連絡。「ベイスターズにお世話になりますとラインしたら『笑』ときました」と笑いながら明かした。「7年前はドラフトを見ていて、当時のラミレス監督が引いてくれないかなと思っていた。こうして一員になれて嬉しい」と喜んだ。

 球団では“大魔神”と呼ばれ、日米通算381セーブを挙げた佐々木主浩氏以来となる“佐々木姓”。そのことについて聞かれると、「恐縮ですね。フォークボールのイメージです」と印象を語った。

 佐々木は2021年には救援として54試合の登板で8勝1敗、26ホールド1セーブをマークしたが、2022年は23試合、今季は2試合の登板と登板機会が大幅に減っていた。「1日でも早くベイスターズの勝利に貢献したい気持ちが芽生える。リリーフで勝負したい気持ちある。言われたところでやっていけるように準備していきたい」と前を向いた。

【実際の様子】青色も似合う? 大魔神以来の“佐々木”誕生…DeNAユニを着用した佐々木千隼

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