ジャイアンツ、イ・ジョンフと6年164億円の大型契約合意　大谷資金を投入…米報道

父は“韓国のイチロー”イ・ジョンボム氏

　韓国プロ野球・キウムからメジャー移籍を目指すイ・ジョンフ（李政厚）外野手がジャイアンツと6年1億1300万ドル（約164億円）の大型契約で合意した。4年目の2027年オフにオプトアウト（契約破棄権）が付く。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が12日（日本時間13日）に伝えた。

　イ・ジョンフは昨季で打率.349で2年連続首位打者に。今季は86試合出場で打率.318、6本塁打、45打点だった。父は中日で活躍し、“韓国のイチロー”と呼ばれたイ・ジョンボム（李鍾範）氏。名古屋市で生まれたこともあり、これまで何度も来日している。

　ジャイアンツは大谷翔平投手の獲得を目指していたが、二刀流はドジャースと10年総額7億ドル（約1018億円）の超大型契約。昨オフはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の争奪戦でも敗れており、スター選手の獲得は急務だった。

（Full-Count編集部）