侍でも好投、元ドラ1左腕が防御率1点台 異国で無双投球「13.85」…オフ返上で躍進へ
楽天・早川は豪州WLで13回を投げて20奪三振、防御率1.38をマーク
楽天の3年目・早川隆久投手が参加中の豪州ウインターリーグで無双投球を披露している。「パース・ヒート」に所属する左腕は13イニングを投げて20奪三振で防御率1.38。異国で力をつけている。
早川は2試合に登板(1先発)し、2勝0敗。13回を投げて9安打20奪三振2四球で、奪三振率は「13.85」にのぼる。9日の「シドニー・ブルーソックス」戦(7回制)では、2安打10奪三振で完封勝利を飾った。
2020年ドラフト会議で4球団が競合し、楽天に入団した左腕はこの3年間で計20勝をマーク。今秋には野球日本代表「侍ジャパン」に選出され、アジアチャンピオンシップの豪州戦に先発し、5回完全投球を見せた。
楽天は守護神・松井裕樹投手が海外FA権を行使してメジャー移籍を目指しており、長く先発として活躍してきた則本昂大投手が来季、抑えに回る。先発の軸として期待される早川。異国での奮闘は、さらなる飛躍への足掛かりとなりそうだ。
(Full-Count編集部)