2年間1軍登板なし、20歳元ドラ1が「ついに来たな」 異国で躍動…能力示した「1.42」
DeNA小園健太はアジアWLで4登板…2勝0敗、防御率1.42をマーク
DeNAの2年目ドラ1右腕、小園健太投手が台湾で行われた「2023アジアウインターベースボールリーグ(WL)」で精彩を放った。4登板で2勝0敗、防御率1.42をマーク。20歳の逸材が飛躍への足掛かりをつくった。
小園は「NPB WHITE(白)」の一員としてWLに参加。4登板(3先発)で計19回を投げ、16安打13奪三振3四球、自責3、WHIP1.00の成績を残した。防御率1.42はリーグ6位だ。特に今月10日のCPBL(台湾プロ野球)選抜戦では、7回を4安打8奪三振1失点と好投を見せた。
市立和歌山高時代から騒がれた右腕。2021年ドラフト会議では2球団が競合した。ただこの2年間で1軍登板はなし。ルーキーイヤーの昨季は2軍でも3登板にとどまった。
今季は2軍で17試合に登板(16先発)し、83回1/3を投げて2勝5敗、防御率4.21をマーク。しっかりステップアップし、WLでも結果を残した。3年目の来季、1軍投手陣に食い込めるか。SNSでは「ついに来たな」「楽しみです」「タイトルとりそう」などとファンから期待の声があがっている。
(Full-Count編集部)