T-岡田、減額制限超え“半減”の3600万円で更改　本塁打ゼロ…来季36歳で打撃改良へ

来季36歳を迎える野手最年長

　オリックスのT-岡田外野手が19日、大阪・舞洲の球団施設で行われた契約更改交渉に臨み、今季年俸7200万円から50％減となる3600万円でサインした（金額は推定）。野球協約上の減額制限は元年俸が1億円以下の選手は25％となっているが、来季36歳を迎えるベテランは2024年に強い決意を込めた。

　プロ18年目の今季は20試合に出場し、打率.179、0本塁打、4打点の成績だった。2軍で過ごすことも多かったが「無駄な時間ではなかった」と懸命に前を向いた。

　例年のオフは神戸で過ごしてきたが、今オフは大阪・舞洲で鍛錬を積む予定で「進化していきたい。キャンプ（イン）を楽しみにしていてください」と打撃フォームを改良する予定だ。

　変更理由は「確実性を上げていきたい」と説明。安達とともに野手最年長のT-岡田が、来季に懸ける。

（真柴健 / Ken Mashiba）