イチロー氏の“驚愕の逸話”「本当ですよ」 打率10割狙った天才高校生の思考
3年夏の大会は「10割に近い結果というのを目標に掲げていた」
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、YouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演。スマホゲームの「パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード」で監督としてプレーしながら、高校時代を振り返った。
「『センター返しならいつでもできる』高校時代の逸話は本当ですか?」と聞かれたイチロー氏は、「当時の監督が発言したんですけど、それは本当の話ですよ」と認めた。
「そりゃいつでもとは言わないけど、そこ(センター返し)が一番コントロールしやすい。ピッチャーを抜けていけばヒットになるからね。ターゲットとして分かりやすい。左右に打ち分けるっていうのは極端な動きになるから、リスクが、確率が減る。センターならいい形のままいけるから確率が高いという考え方」
高校時代は、毎試合のように安打を量産し、凡退もほとんどなかったという。「高校くらいのレベルだったら、僕の練習試合の打率は5割を超えているはずなので、2回に1回は、という感触だった。最後の夏の予選は僕のプロに行けるかどうかのかかった大事な大会だったので、僕の目標は限りなく(打率)10割に近い結果というのを目標に掲げていた。実際僕、準決勝まではそれぞれ1打席しか凡退していない。2打席凡退した試合はゼロですよ」と、当時を振り返った。
(Full-Count編集部)