大谷翔平の巨額契約、ド軍の利益は1000億円？　専門家が試算…大金払っても大きな見返り

ドジャースは「年間150億円～200億円の収入増加がある」

　ドジャースへ移籍した大谷翔平投手の10年7億ドル（約1015億円）の契約はドジャースにとって採算が合うのか。関大の宮本勝浩名誉教授が22日に発表した試算によると、平均7000万ドル（約101億5000万円）を払ってでも、ドジャースは「年間150億円～200億円の収入増加がある」とした。

　宮本教授はこの日、大谷のドジャース移籍による経済効果を発表。97％の後払い契約を反映させても、533億5200万円になると算出した。その中で、同教授は「ドジャースは『大谷選手が2年目から二刀流で、10年間故障なく活躍し、ドジャースが毎シーズン優勝争いをして、数年に一度優勝すれば、十分採算が取れる』と考えている」と推察した。

　大谷が加入したことにより、観客動員力が上がり、さらに大谷のスポンサー契約料、球場などへの広告料、グッズ売上金、そして莫大な放映権料が入るとされている。同教授の推計ではそれらによる収入の増加は年間150億円～200億円。10年間で1500億円から2000億円にもなる。「大谷選手に10年間で1050億円を支払っても採算が合うと考えている」と発表した。

（Full-Count編集部）