大谷翔平が「引っ越さなきゃと言っていた」 ヌートバーが明かす“ド軍入り後の会話”
ドジャース入団が決まった後に、大谷との会話の内容を明かしたヌートバー
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が21日(日本時間22日)、ドジャース入りした大谷翔平投手とのエピソードを明かした。「彼は今現在、そしてこのオフでも、最も注目されているアスリートかもしれない。クレイジーなことだね」と10年7億ドル(約996億円)の大型契約を結んだ二刀流について話した。
ヌートバーは3月のWBCで野球日本代表「侍ジャパン」の一員として大谷とチームメートに。時計をプレゼントされるなど、親しい間柄だ。米スポーツ専門局「Bally Sports Midwest」に出演。大谷について聞かれると「彼は普通の人間だよ。契約を結んだあと、彼と彼の通訳と話したけど、彼らはプライバシーが欲しいから、『引っ越さなきゃ』と言っていた」と明かした。
北米スポーツ史上最高額の契約を結んだ大谷だが、ヌートバーにとっては親しい兄貴分のような存在。「私は『自分のことを誰だと思っているの? レブロン・ジェームズ?』と言ったよ。でも、一間置いて『待て。彼はかなりの大物だ。ロサンゼルスでも、世界でも凄い奴だ』ってなったよ」と笑った。続けて、大谷について「とても謙虚でおおらかな男」と説明。「彼やイッペイ(水原通訳)と話すときは、有名人に喋るときのように身構えることはない。友人と話すような感じなんだ」とはにかんだ。
一方で、大谷をめぐる報道には理解を示す。「私より(厳重な)警備が必要だね。私も(彼らからその話を聞いて)『確かにそうだね』って、なった。SNSや私の母からよくオオタニのニュースを見るけど、日本のテレビ(メディア)は彼の情報を得ようと24時間体制で挑んでいるんだ。報道量は桁違いだよ」と話していた。
(Full-Count編集部)